管理を続けるか売却か
管理を続けるか売却か
不動産の管理を続けるか売却するかの選択枝について考える戦略が撤退戦略であり、近年注目されだしてきています。
不動産のうち、建物は消耗品です。
年月の経過とともに古くなり、やがては住めなくなり、取り壊すしかなくなります。
いつ崩壊するかわからないようになると危険すらあります。
住めなくなるまで残していたら100万~200万円程度の取り壊し費用がかかるということも忘れてはなりません。
意外にも最後まで使ったほうが節約になると考えてしまう人は多いので注意が必要です。
築年数が20年を超えてくると修繕費が高額になっていきます。
25年くらいが経過するとリフォームも検討しなくてはならなくなるでしょう。
最初の20年くらいはなにもしなくてもトラブルが起きない傾向ですが、20年以上が経過するとしっかりと修繕・管理をしているかどうかで差がついてきます。
撤退戦略などを学べるセミナーに参加をして、適切なタイミングで不動産を売却しましょう。
不動産を購入するときは管理も考える必要がある
不動産を購入した後に経年劣化による修繕等も行うことになるため、管理も考える必要があります。
戸建ての場合は基本的に自分で行うことになるため、先を見越して毎月積み立てておくと良いでしょう。
日頃から老朽化しないように手入れしてもしておきます。
集合住宅の不動産を購入した場合には少し複雑です。
新築物件であれば、今後どのような入居者が入ってくるのか全く分からないため、想定されている毎月の積立金だけで十分に運用できるのか判断する基準がありません。
そのため、いずれ引き上げが行われるものと考えて備えておいた方が良いです。
中古の集合住宅であれば既に入居者がおり、どのような管理がされているのも分かる状態なので、不動産会社に問い合わせて確認してみましょう。
体制が杜撰であり、毎月の積立の引き上げが繰り返し行われたり、修繕の状況が適切ではなく不動産の価値が下落する恐れがある場合などは、他の物件を探すことも検討した方が良いです。
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